国産材(秩父産)仕入れました!

秩父の伐採地

見てください!秩父産のスギ、ヒノキの材がAsukayama Worksに届きました!
物語のある木で家具を作るというのが密かな夢だったので、それが実現し感激😭
ちなみに購入させていただいたのは、昨年暮れに秩父の林業、製材見学を一日させてくださったウッディーコイケさんです。
ウッディーさんは、育林から製材、プレカットまで一手に手掛ける日本でも数少ない業者さんです。

最近林業や木のことについて勉強していて書きたいことは山ほどあるんですが、ざっくりいうと日本の森林保全、環境保全、災害に強い国土づくりのためには、国産の木材を使わなければいけないんです。
日本は国土の2/3が森林である森林大国ですが、国産木材は外産に押され稼げないので、森林は荒廃し、自給率は近年まで下がり続けていました。
ちなみに「木を使う=環境破壊」の図式が昭和生まれの私達には思い浮かびますが、それはインドネシアやブラジルの熱帯雨林の話で、日本の事情とは違います。

切り出された原木

また、木材の使用=CO2(二酸化炭素)の減少(固着化)という重要な役割もあります。
木は光合成によりCO2を取り込み、O2(酸素)を排出。
C(炭素)をその中に溜め込むことで、結果的に大気中のCO2を減らします。
そしてそのCは、木を伐採した後も木製品を使い続ける限り永続的に取り込まれたまま。
つまり、木でできた製品を使い続けることは温暖化対策となるのです。
ついでにいうと、鉄などの主な建材と比べて、資材として加工するまでの工程で排出されるCO2量も木材は圧倒的に少ないです。

なので、現在は林野庁が音頭を取って、「ウッドチェンジ」という取り組みが行われています。
これは一言で言えば、木でまかなえるものは全部木に変えちゃおう、という取り組み。
公共施設やオリンピック関連の施設に木材が多く使われているものの一部もこれによるものです。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/kidukai/top.html

といったことがあり、Asukayama Worksというか私サイトーは、国産材を使いたいと強く思っているわけです。
ちなみに現在Asukayama Worksで主に使っているSPF(トウヒ、マツ、モミ)という木材もカナダなどの森林認証に基づき計画的、永続的に生産されているものなので、森林を破壊して生産されているものではありません。
ただそれをわざわざ日本に持ってきているので、輸送に伴うCO2増大という事実はあります。
程度は調べてませんが。

で、なぜ秩父産なのか。
Asukayama Worksがあり、サイトーも住んでいる板橋区には荒川が流れています。
一昨年の台風19号で氾濫が現実味を帯びたのは記憶に新しいですし、飲料水も荒川の水です。
暮らしに密接に関係している川。

そしてその水源が埼玉県の秩父。
我々がおいしい水を安定して使えるように、そして安心して暮らせるように治水するために、水源地の森林保全、治山が非常に重要なことは言うまでもありません。
秩父産の木材を使うことは、すなわち板橋、というか荒川流域の人々の生活を守ることへの貢献であるのです。

Asukayama Worksで使用する木材の量なんてものすごい少なくて、直接貢献できることはほとんどありません。
ですが、お客様を始め関わってくれた人たちに、木材を使うってどういうことなのか、森林保全のためにどうすればいいのか、考える切っ掛けになれればいいなって思ってます。
自分たちがその水を使い、土手で遊んでいる荒川の流れを育んだ秩父の森林。
その保全のため、正しい管理の元伐採された1本の木で作られた家具を使うって、素敵なことだと思いませんか?

まあまだその肝心の家具がないので、早く作品ラインナップに加えられるようがんばります笑

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