大型家具・据付家具の製作について

アスカヤマワークスでは、現場で作業の必要な大型家具・据付家具のご依頼を受けることもあります。
このページでは、その際に事前にお伝えしておきたいことを記載します。

据付家具は専門ではありません

アスカヤマワークスは置き家具(1~2名で持ち運びできる置いて使う家具)の製造販売を手掛けており、据付家具は本業には含まれていません。ですので、工務店のように正確で段取りの良い作業は難しいかもしれません。

ただ、アスカヤマワークスのスタイルをお気に入りいただき、それゆえにお客様が依頼したいと考えてくださるならば、提供できる範囲内で喜んでお手伝いさせていただきます。

いろいろなお手伝いをしていただくこともあるかも知れませんが、一連の工程を通じて一緒に過程を楽しみ、素敵な作品を作り上げることができれば幸いです。

受注できる地域に制約があります

遠方まででかけて作業するノウハウがあまりありません。場合によっては忘れ物を取りに帰ったり、予定よりも作業日数がかさむ場合もあります。
そのため、受注できる範囲は東京都板橋区からクルマで片道概ね1時間圏内としています。

ご相談から設置までの流れ

①お問い合わせ

ご依頼内容をお問い合わせください。
ヒアリングの上、実現可否・大まかな設計・見積もり・スケジュール等をお出しします。

②現場訪問

事前の現場訪問が不要なケースもありますが、基本的には必要です。
お客様に直接お会いし詳細をヒアリングしたり、設置場所の確認・サイズ計測などを行います。

③最終設計・見積もり確認

現場訪問で得られた情報を加味し、正式の設計・見積もりをお出しします。
それを踏まえ更に要望などを盛り込み、最終の設計・見積もりとなります。
それを踏まえ、発注の是非をお決めください。

④お支払い

全額ないし半額をこの時点でお支払いください。半額の場合は設置後に残金のお支払いをお願いいたします。

⑤製作

現場作業を最小限とするため、こちらの工房でできる限り製作をします。
製作の過程を見学していただくなど可能です。ご家族で見に来られるお客様も多くいらっしゃいます。

⑥設置

製作した部材、工具などを現場に持ち込み設置作業をします。
音や木くず、木粉が出る作業になる場合もあります。
また、家具の規模、あるいはこちらの段取りの悪さにより、複数回の作業となる場合もあります。

⑦アフターサポート

こちらの瑕疵による不具合には3ヶ月間無料で対応いたします。それを過ぎた場合、あるいは改造については別途料金をいただきます。

お問い合わせ

以下からお気軽にお問い合わせください。

これまでの製作例

M様宅:壁一面のデスクと本棚

ご新居での作業でした。机・引き出し・本棚に分け、都合3回の設置作業で完成でした。向かって右上の下がり天井、右下のコンセントに合わせ形を変えています。


K様宅:ロフトベッドとデスク・チェアセット

小学生の娘さんのためのベッド。一般的なものよりかなり高く作ってあり、下部の高さを確保しました。ナチュラルな雰囲気でとにかく丈夫に、というご要望もあり、大人二人が寝てもびくともしない剛性で作ってあります。大きくそのままでは運び込めないため、工房で一度完成させた後、運び込める部材単位までバラし、搬入後に再度組み立て&仕上げをしています。
デスクとチェアも同じ材で作っていますのでマッチングは完璧です。


H様宅:食器棚

カップボード・ラダーシェルフは元々設置されていた上側の棚に合わせラバーウッドで製作しました。カップボード向かって左には、LANケーブル等を引き込める切り欠きなどをつけています。
姿見は土間に設置すること、小さなお子様がいらっしゃることなどを鑑みて、割れないアルミミラーを採用しています。


C様宅:カップボード・ラダーシェルフ・姿見

カップボード・ラダーシェルフは元々設置されていた上側の棚に合わせラバーウッドで製作しました。カップボード向かって左には、LANケーブル等を引き込める切り欠きなどをつけています。
姿見は土間に設置すること、小さなお子様がいらっしゃることなどを鑑みて、割れないアルミミラーを採用しています。


S様宅:開きのある本棚

天井まで使える本棚ということでオーダーいただきました。予算の都合で各棚は固定になっています。最上段までケーブル等を引けるよう、棚板の右後ろに切り欠きを入れています。また、地震対策のため壁に固定しています。


トキワダイベース様:壁1面+αの本棚

シェア本棚を壁一面+部屋の中央にお作りしました。コスト削減と軽量化のため、材にはランバーコアを使用しています。地震対策として、壁一面の本棚は壁に固定しています。


川島紙器工芸様:開きのある機械台×2、テーブル

機械を置く台です。2台は下部が機能的な収納となっており、1台はテーブル状になっています。コスト削減のため、重量を支える部分にはツーバイフォーを採用し、その他の部分にはランバーコアを使用しています。